今と昔の育児の常識は違う!?よくある疑問Q&A ~prat3~

今回も『今と昔の育児の違い』をテーマにお伝えしていきます。

part1はこちらです→今と昔の育児の常識は違う!?よくある疑問Q&A ~prat1~

part2はこちらです→今と昔の育児の常識は違う!?よくある疑問Q&A ~prat2~

この記事は下記のような方にオススメです!

  • 出産したママ
  • 最近の育児の考え方が知りたいママ
  • 育児する中で色々と疑問がある方

知ることで不安も減らすことができるので、ご興味・関心がある方は是非チェックしてみてくださいね!

お風呂後のスキンケア方法は?

保湿剤をしっかり塗ってあげましょう!

以前は入浴後はあせも対策のためにベビーパウダーを塗る事が推奨されていましたが、研究が進んだ事で肌の健康を保つためには、保湿をしっかりする事で刺激物の侵入を防ぐ効果があるという事が証明されました。

どんな保湿剤を選ぶかもとても重要です。

赤ちゃんの皮膚は薄いので色々な成分を肌から沢山摂取してしまいますパッケージに「赤ちゃん用」と書かれてても、赤ちゃんの肌にとっていいのかどうかはわかりません。

パッケージを信じるのではなく、成分を見た上で本当に赤ちゃんにとって害がないものなのか考えた上で選ぶことをお勧めします。

私が使っているのはこちら➡︎【送料無料】 ヴェレダ・カレンドラ ベビー ミルクローション 200ml (ボディケア)

天然由来成分100%で合成香料・合成色素、合成保存料・シリコン・石油系原料・鉱物油は一切使用しておらず、動物実験も行っていない赤ちゃんにも地球にも優しいボディーミルクです

伸びがいいので、保湿するついでにベビーマッサージもできますし、香りもいいので赤ちゃんだけではなく、ママにとってもリラックス効果があります。

産後の回復速度は年齢で決まるの?

年齢ではなく、元から持っている体力や妊娠中およびお産の状況によっても変わります。

子宮の大きさが元どおりに戻るスピードは若い人の方が早い傾向がありますが、産後の体の回復スピードは個人差がとても大きく、年齢が若いからすぐに回復するというものではありません。

元々の体力だけではなく、妊娠中の母体の体調、お産の経過や陣痛の時に体力をどのくらい消耗したかによっても大きく差が出てくるからです。

例えば、切迫早産のため数ヶ月入院していた方はベッドの上での安静期間が長いため、筋力体力ともに低下してしまいます。また、陣痛の時間がとても長く赤ちゃんが出てくるまでに時間がかかった人はやはり体力の消耗はとても大きいです。帝王切開で出産した人もしばらくは傷口が痛むため回復は遅くなりがちです。

「若いから大丈夫!」と過信せず、産後のママは決して無理しないことが大切です。他の人との回復スピードと比べて焦る必要は全くありません。自分が大丈夫だと思っても想像以上に産後のママの体はボロボロで、大きなダメージを受けています。心も体も無理しないように余裕を持って過ごしていきましょうね。

とはいっても、家事や上の子の育児などしなければいけないことも多く、家族からのサポートが受けられない環境だとゆっくりしていられないという状況の方もいらっしゃると思います。私も両親や親戚は飛行機に乗っていくほどの遠方に住んでおいるため、気軽に育児をサポートしてもらえる環境はありませんでした。

そこで注目したのは、自治体のサービスです。

お住いの地域によりますが、自治体がやっているもので格安で家事代行や育児サポートを受けれるサービスがある場合もあります。(私が住んでいる地域では4時間まで無料でサポートが受けられます。)「ベビーシッターや家事代行は料金が高いから難しい」というご家庭でも、サービスを利用しやすいように考えてくれている自治体も増えてきますので問い合わせしてみるのもオススメです。

心が強ければマタニティーブルーにならないの?

心の強さは関係なし!誰でもなる可能性があります

マタニティブルーとは産前産後は急激なホルモン量の変化で起こるもので、1〜2週間程度で落ち着くことが多いです。産後鬱とは違い、病気ではありません。症状としては、ママの気持ちの浮き沈みがとても激しくなります。2人に1人は経験していると言われています。

連日の睡眠不足、不慣れなお世話や自分の時間の確保が難しくストレスが溜まりやすいなど、体と心への負担がとても大きいことで、いつもは気にならないことをとても悲観的に感じる等、心がとても繊細になってしまいます。

精神的な強さは全く関係はありません。誰でも起こり得ることなので、少しでもいつもの自分と違うなと感じたら、「頑張らなきゃ、弱い母親だと思われたくない」と一人で抱え込まず周りの家族や産院に状態を説明して一緒に乗り越えていけるような体制を作ることをお勧めします。

母乳を出すために甘いものを沢山食べたほうがいいの?

母乳の分泌をよくする基本はバランスの良い食事と赤ちゃんに沢山おっぱいを飲んでもらう事です!

昔は「母乳にも糖分が含まれているので甘いものを食べた方が母乳も甘くなる」という考えを持った方もいて、甘い糖分をとった方がいいと思っている方もいたようです。

実際は砂糖や脂肪分の取りすぎは乳腺が詰まってしまう原因になります。また、白砂糖が多く含まれているお菓子や、生クリームといったものを大量に食べてしまうと、母乳もどろっとして不味くなるため、赤ちゃんが飲まなくなるということもあります。そのため、意識的に甘いものを摂取するというのは控えた方がいいと言われています。

下記に栄養満点で美味しい母乳が出るコツについてまとめました。とてもシンプルなので実践して見てくださいね!

【美味しい母乳を沢山出すためのコツ】

  1. 母乳の成分になる炭水化物などの糖分はとても大切なので米・芋類などの炭水化物はしっかりと食べる
  2. 「ま・ご・わ・や・さ・し・い」を意識した和食を中心に食べる
  3. 水分をしっかりとる(ママに必要な水分と母乳のための水分で二人分の水分をとることが大切。母乳が沢山出てしまう分泌過多の方は少しずつこまめに取るといいですよ!)
  4. 甘いものが食べたい時は和菓子を食べるといい。(洋菓子も少しなら問題ないので我慢しすぎないように調整してくださいね)

おしっこの後はお尻はふく?ふかない?

どちらでもOK!

肌が弱い子ですぐにかぶれたりする子は肌トラブル予防のために優しく拭いてあげても良いと思いますが、基本的におしっこは無菌のためオムツ替えのたびに拭き取る必要はありません。お風呂でしっかり泡だてた石鹸で優しく洗ってあげれば大丈夫ですよ!

母乳をあげるときは乳首を消毒したほうがいい?

消毒はしなくて大丈夫!

昔は母乳をあげる前に清浄綿で乳首や乳輪などを拭き取るように指導されていましたが、現在では乳輪から出る分泌物に殺菌作用があることがわかっているため、授乳前に拭く必要なないと言われています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

不安なことがあれば病院や保健所などの相談窓口に電話して聞くこともできますので、一人で抱え込まず相談してみてくださいね!

一人でも多くの方に幸せ育児の輪が広まりますように🍀

misaki

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